立体的なリボンの作り方(簡単Ver)

立体的なリボンの作り方(簡単Ver)

難易度:ふつう

ふんわりと立体的なリボンの作り方(簡単バージョン)です。
もう一つのリボンの端を出すデザインのほうは、作り方が少し難しいのですが、こちらは比較的簡単に作れますので、是非チャレンジしてみてください。
ヘアゴムにもバレッタにもあう、ボリュームたっぷりのリボンです。

材料&道具


【材料】
・ 25mm幅のリボン 約40cm
・ 5mmか10mm幅のリボン 約3~4cm
【道具】
・ 糸かワイヤー(紙巻ワイヤー(#28番)かビニタイなど)
・ 両面テープ(10mm幅くらいのものがおすすめ)
・ グルーガンか接着剤など
・ はさみ、ワイヤーカット用にニッパーなど

作り方(1)


まず、リボンを半分に折り、ここにしっかりと折り目をつけます。
この部分は、あとでリボンを交差するときに目印にする箇所です。

作り方(2)


片方のリボンをこのような形にしたら、リボン端のところに両面テープを片側半分貼り付けてください。

作り方(3)


反対側のリボンも同じようにくるっとしたら、先ほどの半分の両面テープにくっつけリボンをつなげます。
次に裏側の両面テープのはくり紙をはがして、下のリボンにつけますが、ここで大事なポイントがあります!
さきほどつけた折り目と両面テープでつないだリボンの継ぎ目が十字になるように良く確認しながらつけてください。
これで、ちょうど良い角度と位置に接着できているはずです。

作り方(4)


こんな感じに仕上がっていれば大丈夫です。
リボンが交差しているところが、ぞれぞれ直角の90度になっていると思います。

作り方(5)


次に、左右の輪の部分を中央に寄せてきます。

作り方(6)


画像のように少し重ねてくださいね。

作り方(7)


くるっと裏返してください。
表にした時に裏のリボンが見えているようだったら、再度ずらしていって、次の画像のようにしてください。



作り方(8)


こんな感じですね。
後ろのリボンが見えないぐらいになりました。

作り方(9)


そして、あらかじめ二つ折りにしておいたワイヤーではさみます。
今回は細めの”紙巻きワイヤー”を使用しました。
私はいつも#28か#26番ぐらいの細めのものを使っています。
フラワー資材などを扱っているショップで販売しています。
楽天 花材・紙巻ワイヤー#28 36cm(200本)
アマゾン 紙巻ワイヤー#28 36cm(200本)白

作り方(10)

ワイヤーではさんだリボンをしごいていきます。
右手はワイヤーをしっかりと持ちながら、左手でリボンをギューっと寄せていきます。

作り方(11)


寄せられるだけ寄せたら、ワイヤーをそのままくるっと裏側へまわします。
こんな感じでワイヤーを左手の人差し指と中指で挟むようにするとやりやすいと思います。


作り方(12)


裏側でワイヤーを何回かねじった後、ニッパーなどでカットし、先を折り曲げてください。

作り方(13)


これは裏側です。
ワイヤーが細いので、中心部分もそんなにがさばらずに仕上がります。
ヘアゴムにする時は、ここに糸などで輪にしたゴムをつけてくださいね。
仕上げに真ん中にリボンをグルーもしくは接着剤などでつけてください。
ベビー用のリボンなど、中心部分をワイヤーで仕上げたくないときは、形づくってからワイヤーをはずす方法もあります。
補足1からを参考にしてみてくださいね。

完成♪


完成です。
サイズ 約6.5cm×5.5cm
25mm幅リボンなら35cm~45cmくらいの長さで一つ作ることができます。
細いリボンならもっと小さいサイズも作れますし、逆に太いリボンなら大きいサイズのリボンも可能です。
色々なリボンの幅、長さでお試しください。

完成


立体感があってかわいいですよ。

作例


ヘアゴムにぴったりなサイズです。

作例


40mm幅の少し太めのリボンを50cmで作りました。
大人用のバレッタにもおすすめです。
サイズ 約9cm×7.5cm

補足1


(ワイヤーを使いたくない時のとめ方)
このタイプのリボンをつくる時はワイヤーを使うのが一番きれいに仕上がるので、いったんワイヤーで仕上げてから糸で巻きなおすのがいいですよ。
ワイヤーは”紙巻ワイヤー”の他に、このような平たいタイプ、通称”ビニタイ”と呼ばれるものもあります。

補足2


ワイヤーを横にずらしてから、糸で巻いていきます。
この時にゴムも一緒につけてもいいです。
糸をしっかり結んだらワイヤーははずしてしまいます。
少し手間はありますが、ワイヤーがないので赤ちゃんにも安心ですよね。