くるみボタンの作り方・2(打ち込むタイプ)

くるみボタンの作り方・2(打ち込むタイプ)

難易度:ややむずかしい

木づちで叩いて作るくるみボタンです。
少々加減が難しいのですが、うまくできると本格的なくるみボタンができます。
このタイプのくるみボタン、持っているけど説明書をなくしてしまった方、打ち具を検討中の方の参考になればと思いましたので、作り方を載せてみました。

材料&道具


【材料】
・生地(薄い生地なら2~3枚重ねて使います)
【道具】
・『ホームツツミボタン』のキット(金具はクロスシーです)
・ 付属の円形の型紙
・ はさみ

作り方(1)


型紙と同じサイズに布を切り取ります。
このタイプのくるみボタンは布が薄いとうまくできないので、今回は2枚重ねにして作ります。

作り方(2)


穴の開いた打ち具の上に円形の生地をおきます。

作り方(3)


きちんと真ん中になるように置きます。

作り方(4)


金具も真ん中にあわせておきます。

作り方(5)


打ち具の一つを使って、金具を中へ押し込んでいきます。

作り方(6)


こんな感じで入りました。

作り方(7)


裏側に小さな穴があるので、位置ズレなどはここで確認することができます。

作り方(8)


次に、もう一つの筒状の打ち具に通し穴のほうの金具をセットします。
下に溝があるところに金具を入れます。

作り方(9)


このように溝のところで止まるようになっていますので、そこまで入れます。

作り方(10)


通し穴をセットした打ち具を、布と金具が入っている打ち具に入れます。
このとき、回しながら入れると、布がきちんと金具の中に納まるようになっています。

作り方(11)


あとはここに、叩く部分がついている打ち具を入れます。


作り方(12)


これで準備ができました。

作り方(13)


木づちかハンマーなどで水平に2、3回打ちます。
打ち方が弱いと金具が外れてしまうのですが、打ち方が強すぎてもつぶれてしまうことがあるので、なかなかそのあたりの加減が難しいです。慣れるまで少し失敗もあるかもしれません。。。

作り方(14)


完成です。
このタイプのくるみボタンは、布を少し厚めにしたほうが、丸みがでてかわいいです。

作り方(14)


裏側はフラットな作りになります。

作り方(15)


やっぱり打ち方がまずいのか、少し左右非対称な気がしますが。。。

作り方(16)


左の黄色いのは20㎜です。
小さいサイズは裏も表もコロンとしてかわいいです。
右は今回作った25㎜ですが、このぐらい大きいサイズだと少し平たい感じがあります。
きちんと打てていれば、まず外れる心配はないと思います。